鳥類の病気について

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鳥類飼育時の注意点

鳥

鳥類を飼育する際には、可愛がるだけでなく、本来持つ習性なども理解した上で環境づくりをしていくことが重要です。

もちろんフードにも十分気をつけるなど、家の中の限られたスペースの中でも快適に過ごせるようにしてあげましょう。鳥類にとって危険なことを回避するために、場合によっては我慢させることも大事です。

また、鳥類は目に見えるほどの症状が出ているときには、既に手遅れになっているようなことも珍しくありません。毎日よく観察をして、少しでも異変を感じたらすぐに診察を受けるようにしましょう。

対応可能な鳥類の種類

  • インコ
  • オウム
  • フクロウ
  • ミミズク
  • アヒル
  • ニワトリ
  • ジュウシマツ
  • 文鳥 など

こんな症状ありませんか?

次のような症状がある場合は、すぐに動物病院を受診してください。

  • 食欲がなくなってきた
  • 声を出して鳴くことが減った
  • 下痢をしている
  • フードを散らかしている
  • 水をよく飲んでいる
  • 普段と様子が異なっている など

体調を判断するポイント

他のエキゾチックアニマルと同様に食欲や便・尿の変化に気をつけるほか、体を膨らませている(体温が低下している)ことがないか注意してみてください。

また、物音がしていたり人が動いていたりするのにずっと目を閉じたままの場合は、体調がかなり悪い可能性があります。鳥は常に周囲を警戒しているのが普通です。家庭ではリラックスしている状態と見分けにくいかもしれませんが、目を閉じっぱなしにしていないかも重要なバロメーターになります。

鳥類に多い病気とけが

寄生虫感染症

痒そうにしていたり粉をふいていたりするときは、寄生虫感染症の可能性があります。治療を行う際は、硫黄剤、皮膚病用塗布剤、除虫菊製剤などを利用して鳥かごから寄生虫を完全に排除します。予防するには、日頃から清潔な飼育環境を整えて、日光消毒も取り入れるようにしましょう。

毛抜き症

鳥はストレスが原因で自ら羽根を抜き取ってしまうことがあります。飼育環境を広くする、かじるための木片を与えるなどの対策で改善されることもありますが、フードの見直しが必要なこともあります。動物病院までご相談ください。

風邪

鳥も、急な温度変化などによって風邪をひいてしまうことがあります。くしゃみをしていたり、羽毛を膨らませたりしていたら風邪の可能性があります。温かい環境を用意して、すぐに動物病院へ連れていくようにしましょう。

下痢

鳥の消化器系疾患の中で、最も多いのが下痢です。水分の多い糞や悪臭の強い糞をしているときは、新鮮なフードや水に変えてあげ、温かい環境を作るようにしましょう。

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